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ニューミューテーション#6 井上裕加里 ソー・ソウエン 高田マル「ふるえのゆくえ」_ 京都芸術センターKyoto2026.1.17 - 3.15

声を絶やすな

「こんな世界であってほしい」と願いながら、空気を震わすこと。

言語以前の声(母音やハミング)を用いること。

常に2人以上が発声し、和声を絶やさないこと。

他者の声をよく聴くこと。

自分の声をよく聞くこと。

本作は、公募で集まった15名の参加者と行ったワークショップをもとに制作されたサウンドインスタレーション作品です。それぞれ異なる立場や感受性をもつ参加者が、「こんな世界であってほしい」という願いを胸に、同時に10分間発声した音を収録しています。サウンドエンジニアの東岳志氏との協働によって録音・編集・構成され、空間には、重なり合う声や、ぶつかり合う声、そして時に機械的に編集され、コントロールされた声が響いています。

異なる人の願いは、どのように共存することができるのでしょうか?
他者の望みを受け取りながら、自分自身の望みを差し出すことは、どのような行為なのでしょうか?
この場は、私たちのあいだに常にある空気を震わせ、風向きを変えるべくあげた声の集まりで満ちています。
その空気に触れたとき、あなたは何を感じますか?

ここの空気は綺麗ですか?
ここの空気は平和ですか?
ここの空気は優しいですか?
ここの空気は痛いですか?
ここの空気は怖いですか?

あなたはどんな世界を望み、この場に対してどんな声を発しますか?

京都芸術センターKyoto

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